どうもフロムカナダatamakaijiです
前回お届けした防音室を作り途中だよー、の記事から丸一ヶ月経ちました。
仕事育児家事のあいまを縫って制作を頑張っているその間に、夏はもう後ろ姿。
うち半月はドア作りをしていましたが
可動部分ってやっぱり難しいですね。
ドア枠との隙間を極力少なくしつつ勿論つっかえてもいけない
微調整しては現物を合わせるのループにぼくもう戻りたくないです。
さていよいよ、涙の二ヶ月弱を費やして完成した「俺の防音室」を
ご覧いただきたいと思います。
どうぞ!!
アンドレ・ザ・ジャイアントより、エル・ヒガンテよりでかいんだから大したもの。
これが正面から見た防音室
余りのでかさに今でもちょっと驚きます。
仕上げに防音クロスを張ろうかなとも思っていましたけど
合板むきだしのボディーも無頼派で悪くないかなーと。
防音性能に不満が出たらまた変えようかなと思っています。
このドアがアレだった。めんどくさかった。
端材を活用するのに天板は一枚板じゃなく、モザイク仕様。
これがまー手間かかりました。
これがなければ早かったんでしょうが、おかげでずいぶん安く上がりました。
防音使用なので窓ガラスが(5mmアクリル板)3枚入っています。
窓がない小部屋は精神的に良くないだろうということで
時間かけて細工しています。
溝を掘ったり面取りをしたりする電動工具で
「トリマー」という道具があるんですが、
ドアづくりではめちゃくちゃ活躍してくれました。
右側のスイッチは室内の照明です。
オープン・ダ・ドア! 音もなく滑らかに開閉するドア ぼかぁしあわせだ
こちらが室内メインパネルです。 木でできてるのに未来的? ハイよく言われます。
機材は画面左から
中華製激安ラップトップ
天井スピーカーボリュームノブ
ヘッドフォンボリュームノブ、ヘッドフォン
XLR(マイクなんかを繋ぎます)ケーブル×2
フォーン(ギターアンプなんかを繋ぎます)ケーブル
です。
外のメインPCをリモート操作できます。 つまり一人で録音作業ができちゃうのですね!
寝ころべばそこに照明 スピーカー。お安い簡易モニター用なので音質は正直微妙です。
小さな扉は電源周りの点検口。手を抜いて切ると合板はこうやってギザギザになりやすい。
エアコン、ロスナイ換気扇。 右の荒れたドア枠が激闘を静かに物語ります。
ドアをギュッと閉めてくれるこのノブ グレモンハンドルというそうです。
いかがでしたでしょうか。
これが「俺の防音室」のすべてです。
制作は本当にしんどい作業だったはずなんですが、その記憶はややおぼろげです。
ある日起きたら部屋に防音室がやってきた!というのが近い感覚です。
ものすごく得な性格してるなあと半ばあきれますが、
ひょっとすると軽度の認知症なのかもしれません。
それはまずいです神様。。
肝心の防音性能ですが、「-27db」の数値をたたき出しました。
単位はデシベル -30dbの装備無し防音室が70万円ぐらいらしいですね。
「俺の防音室」の材料費は12万円ほどだったし、できることも多い
これはやったったんではないでしょうか!
これからの音楽活動で、この防音室は恐ろしく役に立ってくれると思います。
ぼく的にはギターアンプの音を録音できるのが本当にうれしい。。
フロムカナダへの影響も大きいと思います。
ではみなさん 次回は「俺の防音室」発の音源でお耳にかかりましょう。
atamakaiji(フロムカナダ/vo,gt)
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